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五味未知子x宇佐美亮 写真展「END ROLL」レビュー

展示レビュー

2021年6月4日(金)〜6月16日(水)まで、五味未知子x宇佐美亮 写真展「END ROLL」が開催されました。写真の枚数が約2000枚と、大迫力で見応えたっぷりの写真展となりました。
連日、五味さんや宇佐美さんも在廊してくださり、来場者の方も直接お話をしながら楽しく見られていたと思います。
展示の様子をこちらでご紹介します。

五味未知子x宇佐美亮 写真展「END ROLL」6/4〜6/16【開催終了】

展示入り口からたくさんの写真が!


レジの後ろまでぎっしりと写真が埋め尽くされていました!
ここにまであるの!?とスタッフもびっくり!

会場では、展示だけでなく限定物販も販売されました。

チェキプリントは、当たりにサインが入っていました。
このチェキプリントやフォトブックに付いているプリントは1枚も被らせたくない!という宇佐美さんの強いこだわりがありました。選ぶ方もわくわくするような、遊び心がある物販でした。

限定グッズ ONLINE販売 6/30まで

今回の展示で販売していた物販は、当店オンラインショップで6月30日(水)23:59までご購入いただけます。
会場に来られなかったお客様も、ぜひONLINE販売をご利用ください!

販売期間:2021年6月17日(木)〜6月30日(日)23時59分まで

五味未知子×宇佐美亮「END ROLL」写真展限定グッズ販売

『END ROLL』というタイトルの意味

自分にとって写真は記録で、思い出すもので、見返せるもので、過去で。
だからこの展示が完成して写真を見た時、私はきっと撮影のことを思い出すなと考えて、最初は『Flash Back』というタイトルをつけようとしていました。
(あと撮影の時宇佐美さんがよくフラッシュたくので…)

でも調べた中で日本ではネガティヴな意味で使われることが多いという印象を受け、思い出す…回想…走馬灯…エンドロール…という連想から『END ROLL』というタイトルをつけました。

よく自分の人生の終わりについて考えます。
どちらかといえば早く終わりたいなと思って日々を生きているのですが、でもそう簡単に人間を終われないので、『END ROLL』というこの展示は、終わりたくても終われない自分への一時的な救済でもあります。
擬似的でも自分に終わりをつけられたことが、私の中ではかなり意味があります。

こんなめんどくさい人間に宇佐美さんは一瞬も瞬きしないようにカメラを向け続けてくれて、知ろうとしてくれて、そうゆうところが人間としても写真としても好きになったんだと思います。
そんな宇佐美さんの写真に写っている自分が好きだと思ったから、一緒にやっていただけませんかとお誘いをしました。

『END ROLL』は宇佐美さんだけではなくメイクの小浜田さん、くわもとさん、スタイリングのAnitaさん、気がついたら沢山の人に助けてもらって完成しました。

良くも悪くも流されるまま人生を進めていた自分が写真展を作っていく中で、自分の意見を出したり、自分では考えつかない発想を受けたり、苦悩したり申し訳なくなったり喜んだり、想像以上に大変だったのですが、沢山の人が関わってくれたおかげでこここまでかっこいい『END ROLL』を作れたんだなと思います。

改めて関わってくださった全ての方へ心から感謝しています、本当にありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします。

写真展『END ROLL』は幕を下ろします。
それでも人生は続いていくので、またどこかで「あ、五味未知子」と思ってもらえるように、これからも歩んでいきます。

おわり

五味未知子