フィルム現像|最短1時間仕上げ

【展示レビュー】葵写真展『Moves me whenever . . .』

展示レビュー

2024年7月5日(金)~7月17日(水)の期間、当店のギャラリーにてフォトグラファー葵さんの「Moves me whenever...」の写真展が開催されました。青と光をテーマにご自身の作品を撮り続けている葵さん。初めて手に取ったカメラがレンズ付きフィルムの“写ルンです”。写ルンですの淡く懐かしい雰囲気と、葵さんの世界観がとてもマッチしており、自分自身の青春を思い出すような、あの頃に戻ったような感覚になりました。

こちらで展示のご様子をご紹介いたします。

物販

展示会場では、展示作品の他、当店が販売している様々なプリントサービスのハーフサイズプリント、アクリルブロック、ミニキャンバス、Tシャツなどをご利用いただき種類豊富な物販販売も行いました。

写真展を終えて…

写真展を終えての感想を、葵さんからいただきました。

葵

個展『Moves me whenever…』にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。


今回の展示は、写真を始めた頃から約6年もの月日の中で”写ルンです”で閉じ込めた「日常の一瞬の欠片」を集めることから始まりました。忙しない日々では、刹那的なその感情を繋ぎ止めることは難しい。だからこそ一瞬の揺らぎをここに閉じ込めておきたい。私にとってシャッターを押すことは、変遷する自己や環境を、どうか何処かに留めて置けますようにと祈る行為に近いかもしれません。展示会場に設置していた来場者に自由に感想を綴っていただけるノートには、「静謐な青色だけど寂しくなくて綺麗」「宝石みたいなそのきらめきにあたたかさを感じる」「写真を見ていて自分の遠い記憶が思い出された」など、たくさんの方の素敵な想いを残していただきました。


展示作品を選別する際に、見る人が「余白」を感じられ自由に解釈してもらえる曖昧さを残した写真というものを強く意識していたので、理想としていたことが実現できたようでとても嬉しく思います。


実は、高校生の頃に初めて参加したアート展に始まり、これまで全ての展示の作品印刷でFUJIFILMさんにお世話になってきました。WALL DECOR のキャンバスプリントで印刷してもらうことも多くありましたが、今回はシックな印象のカジュアルプリントで。現像から返ってきたフィルム写真をレタッチすることは基本的にないため、写ルンですのありのままの色合いを素敵に印刷してくださり、今回もとても感動しました。

次の展示などは現在未定ですが、頭に描いている世界をまた形にできたらと思います。楽しみにしていただけると嬉しいです。」

オンラインストア

開催期間中会場にて販売していました物販を、当店オンラインストアにて完全受注生産販売いたします。

販売期間:2024年7月31日(水)23時59分まで

葵『Moves me whenever…』