カラフルフォトリンピックは、写真表現の力を使い、カラフルモデル(障害のあるキッズモデル)の魅力や意義を社会に伝える、高校生を対象としたフォトコンテストです。
皆さんは日常的に障害のある人と触れ合う機会はありますか。日本はまだ分離教育が主流で、障害のある子とない子が一緒に学べる環境が充分ではありません。小中学校にはあった支援学級も、高校や大学ではなくなり、大人になるにつれて、障害のある人との接点が減ってしまっています。
でも、今は多様性の時代です。10代の頃から障害の有無を問わず、いろいろな人と触れ合い、「ちがい」を受容できる優しさを育む機会が大切です。カラフルモデルたちの最大の魅力は、飾らない自然な表情です。高校生の撮影してくれた写真は、ありのままであることの素晴らしさを社会に伝えています。
これからの社会を担う高校生が、カラフルモデルと出会い、撮影を通じて何を感じ、何を考えたのかが未来に対する大切なメッセージになるはずです。
私たちの目指す未来は、障害があっても、堂々と生きることができる社会です。本企画展の撮影会や展示会を通じて、すべての人が、お互いの人権と尊厳を大切にするインクルーシブ社会を実現させる一助となることを願います。
主催:東京工芸大学/華ひらく
●展示概要
タイトル: 第1回カラフルフォトリンピック
~高校生が障害のあるキッズモデルを撮影した全国公募展の入選入賞作品展~
会 期: 2025年2月7日(⾦)〜2月19日(水)
会 場: WONDER PHOTO SHOP
営業時間: 11:00-19:00 ※13(木)・19(水)は17:00まで
主 催: 東京工芸大学/華ひらく