フィルム現像|最短1時間仕上げ

【展示レビュー】相原正明写真展「Paris:INDEX  思い出の選び方」

展示レビュー

2024年7月19日(⾦)〜8月7日(水)の期間、当店のギャラリーにてフォトグラファー相原正明さんの写真展「Paris: INDEX 思い出の選び方」が開催されました。今年7月よりパリにてオリンピックが開催されるということもあり、コロナ前の2019年と2022年に撮影した作品を展示しました。今回は作品とともにインデックスプリントも展示し、撮影してから、実際に展示作品を選ぶまでの流れを知ることができる内容で、大変勉強になりました。ただ写真を撮るだけでなく、その先もゆっくりと自分自身の作品と向き合う楽しさを味わえるものとなっておりました。

こちらで展示のご様子をご紹介いたします。

展示しているWALL DECOR作品と合わせて、インデックスにて作品をセレクトしていく過程がわかるように工夫がされておりました。一枚の作品を見るだけでなく、そのセレクトされるまでの前後の動きも分かったうえで、もう一度作品を見るとより深く作品を知れたように感じました。

物販

展示会場では、展示作品のほか、当店が販売している様々なプリントサービスのPhotoZINEポストカードTシャツ、トートバックなどをご利用いただき種類豊富な物販販売も行いました。

写真展を開催して…

写真展を終えての感想を、相原さんからいただきました。

相原正明
相原正明

今回の写真展は、写真家がこの1枚を撮るのに、どんな流れ・どんな視点で被写体を見つけて、切り取り、作品に仕上げていくかを見ていただくちょっと変わった写真展。流れを見せることは、作品を仕上げるまでの手の内を全部見せること。最後に仕上げる形には、WALL DECORを選んだ。

実は写真家の仕事というのは撮るだけではない。被写体を見つけ、切り取り、そして撮影した数多くの被写体から自分の世界観に合った瞬間のイメージを選択し、それをプリントというクッキングをして、展示という盛り付けまですることだ。撮っただけでセレクションやプリント種類の選択は他人任せでは、単にカメラオペレーターになってしまう。写真家は、ある意味素材を見つけてお皿に盛り付け、お客様に食べていただくシェフと同じだ。違いは舌で楽しませるか、眼で楽しませるかの違いだけ。

良い素材を奇麗に盛り付けるお皿となるプリント・パネルとしてWALL DECORを選択して間違いなかった。作品を購入されたお客様も大満足。 次の写真展はどんなふうにクッキングするか今から楽しみで、アイディア満載。WONDER PHOTO SHOPは、写真家にとって素晴らしいクッキング用品店だ。