フィルム現像|最短1時間仕上げ

Narcolepsy1999 4th SOLO Exhibition 『REPLICA』 Presented by FUJIFILM WONDER PHOTO SHOP

写真展・イベント
Web

ミニマリストと呼ばれる、極力モノを持たないという価値観が増えてきて大切なものや思い出さえもスマートフォンのカメラロールに保存してしまう世の中になってきたという話をどこかで聞いた。

実際に周りでもそういう人が多いし、その価値観自体を否定する気もない。
ただ、液晶のドットの光だけでは表現できない、または受け取ることができない質量や質感を持った「物質的な何か」があると信じて、絵を描いている。

私のSNSを開けば液晶画面を通じて鑑賞できる作品を、長年プリント技術を追求してきた専門家であり職人集団でもある富士フイルムの技術を通して、質量をもつ物質としてこの世に誕生させた。
できればスマホの画面と見比べて鑑賞していただけると嬉しい。

そこに何を感じるのか私は今回の展示でそれを知りたいです。

Narcolepsy1999

●展示概要

タイトル:『REPLICA』
期  間:2024年3月2日(土)~3月13日(水)
営業時間:11:00~19:00
入  場:無料
会  場:WONDER PHOTO SHOP
展示作品の製作にはFUJIFILM WALL DECORを使用しております。

●プロフィール

NARCOLEPSY1999/ナルコレプシー

1999 年生まれ、横浜市在住のアーティスト。
日本独自の絵画表現として確立された浮世絵の流れを汲む美人画に、漫画やアニメのデフォルメ表現、さらに現在のメイクやファッション、価値観を取り込み、“今の美人画” を描く。
また、色彩に関しては、主に1800 年代中頃~1900 年代初頭の頃に描かれた印象派からの影響が大きく、西洋絵画と美人画を接続させた暗黒シリーズは国内外から人気が高い。
アクリル絵具を用いたキャンバス作品の他にも、デジタルアート、さらに鏡や廃材を支持体とした作品も制作している。
自身が今まで見てきた絵の中で直感的に「ヤバい」と思った作品の共通点は、「ずっと見ていたくなる絵」であり、それは“一目惚れ” の感覚に酷似していると考えたことから、“一目惚れ” をテーマに制作をしている。
2022 年頃から積極的に展覧会に作品を出品しており、2023 年にはボストン、上海、など海外の展覧会にも参加。2024 年にはニューヨーク、台湾の展覧会にも参加予定。
名前の由来は、自身が2020 年に発症し、医師から診断を受けた過眠症、
中枢神経系ナルコレプシーから。